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天使になった実君。

  • 弟とおどけて・・。
    長男、実は2005年2月10日に生まれて、8月21日に突然に世を去りました・・。 何もできないパパでしたが愛と笑顔をふりまいてくれました。 感謝を込めて綴りたいと思います。

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2010年10月10日 (日)

漫画展[中国からの引き揚げ~少年たちの記憶]へ・・。

今日は午後から大井町の品川区民ギャラリーの[漫画展]へ行って来ました。

旧満州で過ごし、終戦とともに本土へ引き揚げてきた漫画家さん達が自らの体験を元に当時の満州での生活や苦難の引き揚げの様子を描いた絵の展覧会でした。

父が少年義勇軍として赴き、彼の地から命がけで引き揚げてきたので夏の[満州開拓団の歴史]展に続いて父の苦難の足跡に触れられる機会だと行ってきました。

丁度、少年時代に引き揚げ体験を持つ[あしたのジョー]の原作者、ちばてつや先生のトークショーが行なわれていて先生の体験談に聞き入ってしまいました。

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時折、苦難の帰国のエピソードでもユーモアを交えながら話され会場は笑いに包まれることも・・それでも引き揚げ船で仲良しの友達が亡くなった事や遺体を水葬にする際の遺族が慟哭する話は目頭を押さえる人も多く、父からも聞いていましたが大変な苦難だったと改めて思いました。

気さくで飾らない柔和な方でしたが帰国後に漫画に出会った事なども興味深かったです。

最後に質問に立たれた引き揚げ者という年配の方の感じた引き揚げ者への差別の話も随分酷いと感じ、父が再び日本からブラジルへ出ていきたかった訳も判るような気がしました・・苦労を重ねさせられたのに自分達を受け入れない日本という国に失望したのだと。

私もそんな父を見捨てた日本と言う国に失望して未だ許せずにいます。

お話のしめに先生が[世の中不況で将来を悲観して死を選ぶ人も多いが、戦後引き揚げる時に何もかも失くして生きるか死ぬかの思いもして生きてこられたのだか怖いものはない・・その時代よりは恵まれてるのだからだから簡単に命を捨てるのは如何か。]とそして[戦争に加害者も被害者もなく全ての人が犠牲者]と話されました

父が被害者で日本が加害者と思っている私も考えさせられる言葉でした。

この展覧会で先生の体験者としてのお話も聞けて、自ら体験した現地での生活や現地での出来事や引き揚げの様子を描いた漫画家の先生方の作品を観て、父もこの光景に接したのだと苦難を想い感慨深く見入ってしまいました。

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ちばてつや先生はじめ故赤塚不二夫、北見けんいち、山口太一先生他、満州で子供時代を過ごした漫画家さんたちの作品の一部です。

こうした悲惨な出来事は誤った国策ゆえに政府は余り表に出したくないようですが風化させずにしっかりと後世に過ちとして伝えるべきで、引き揚げ帰国者や遺族にも謝罪すべきと思います。

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