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天使になった実君。

  • 弟とおどけて・・。
    長男、実は2005年2月10日に生まれて、8月21日に突然に世を去りました・・。 何もできないパパでしたが愛と笑顔をふりまいてくれました。 感謝を込めて綴りたいと思います。

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2011年11月16日 (水)

物作りエレジー。

日本は物作りの国なんて言われますが、物作りといっても様々なれど大方の中小町工場は[下請け]として物を作っていて私の工場もその一つです・・。

元請けさんが営業してユーザーさんより仕事を集めてきてくれて仕事を回してくれるのは有難い事で、それゆえに納期も夜なべしても間に合わせて価格も元請けさんの営業努力に値するよう譲り互いに利益を分かち合うという[持ちつ持たれつ]が昔からの間柄でした。

それがいつからか大手企業をはじめとして元請け企業の下請けに対するスタンスに変化がでてきて大きく出るようになり不況下においては[俺達が仕事持ってきてやってるから成り立つんだろ!!]と自分の利益を少しでも多く得ようと下請けに無茶な価格を当然のようにゴリ押しするようになってしまいました。

元請けさんが意地悪いのでなく、競争社会の激化と物の値段が安くて当然の時代となってはそれを呑みこみやっていかないと生き残れないのでしょう。

下請けの物作りとしては懸命にそれについていくしかなく、物を作るには材料が当然いりますし石油の値上げなどに伴い原材料費が上がっても卸価格に転嫁できず昔と同じだけ仕事したとしても昔と同じ利益は取れずにという悪循環に苦しむ所が何と多い事かと。

ならば一層、直接ユーザーに売れこめばと言っても昔からの流通形態として元請けが持ってきた仕事を請け負い物を作り納めるが我々物作りの本分となっていたゆえに昔ほどうるさくなくなったとは言え未だに存在していて工場だけならいざしらず店でも出そうものなら元請けから嫌みを言われたなんて言う話は数知れずです・・・私も言われましたから。

それに物作りの悲しさか、営業活動は元請けさんに任せて仕事を貰ってきたので物は作れても売り込みに不慣れというウィークポイントが・・・。

それを克服して営業努力が功を奏して小売部門でも発展した町工場も多く存在するのも事実で工場が小売をしていけないという決まりもないのですから。

理想かも知れませんが元請けさんからの仕事も昔ながら大事にしながらも、営業努力で小売も並び立たせていければと。

物作りとして卸であれ直売であれ、誠心誠意に良い品物をお届けしてきた訳なので元請けさんの競争に晒された大変さは私も営業現場に出ていて痛いほど分かりますが互いに利益となるように歩み寄ってほしいものです。無理なコストダウンの要求やらで泣くのは常に下請け町工場であり大手元請けに隷属しないといけないのかと・・。

幾らそれを法で保護しても産業構造に下請け泣かせの土壌が出来あがっていて無理もあるようです。

亡き両親が、

『仕事を出すからと何言ってもいい訳はない!!無理を押し付けて当然という態度は慎むべき』と言ってましたが買い手市場の今となっては虚しく聞こえます。

士農工商で農民や職人は物を作り供給するから上で、商人は物も作らず右から左で儲けだけ得るから下賤ということで農工の下に置かれたとか・・・。

そんな時代錯誤な蔑視は今はありませんが、逆に工である物作りが一番時代に翻弄されて抑えつられているのは皮肉に思います。対等に扱ってほしいものです(-ε-)

物を作る人がいてそれを売る人がいて互いに感謝の気持ちで取引して利益を分かち合うもうそんな時代でないのかと・・。

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